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オリジナル版画の定義について


オリジナル版画として成立するにはいくつかの条件がある。

・製作者(作者)が原版にドローイングして製版する。
・製作者(作者)が刷りを行う。
但し、作者が工房、刷り師に委任して刷りを行った場合もオリジナル版画と認められる。


そして1960年9月ウィーン第3回国際造形芸術会議で採択されたオリジナル版画宣言の中に「版画がオリジナルと認められるためには各作品に作者の署名だけではなく、その版画の限定部数と一連番号が付けられなければならない」とあるように作者が制作部数(エディション)、署名(サイン)を記入し作品が完成となる。

>>サインについて


このように製作者(作者が)下絵から版づくり、刷りまで全ての工程に関わった物だけがオリジナル版画として認められます。

エスタンプ(複製版画)について


エスタンプとは仏語で「版画」という意味を指しますが、日本ではエスタンプ=複製版画という意味で捉えられている。

上記に述べたオリジナル版画以外のものを指し、製作者(作者)が版画を意識せずに制作した絵画(油彩画、水彩画、日本画など)を複写し第三者が制作した版画のことを指す。
また著名な作家の許可を得て主に販売目的で制作される場合が多い。

オリジナル版画と決定的な違いは作者の自己表現としての版を使用した表現では無く、第三者が制作する版画という部分である。
このためエスタンプはオリジナル版画とは線引きされているがオフセットリトグラフ、シルクスクリーンで制作されるため見分けるのが非常に難しい場合がある。

またデジタル製版を介した作品も制作されている

版画を購入する際は気をつけると良いでしょう。

版画購入について


上記のエスタンプの項目でも記したように、版画購入にはいくつか気をつけなければいけない点があるます。

まず、作者のオリジナル版画を購入したいのか否か。
エスタンプでも良いのか?

部屋のインテリアなどに版画は最適です。
インテリアにはエスタンプでも構わないですが、オリジナル版画が購入したいという場合はまず作品をよく確認しなければなりません。

まず署名(サイン)があるか?
サインも印刷されている場合があります

よく手にとって見て網点がないか?
これは一点物の作品をパソコンなどに取り込み製版せれている場合があるため。(オリジナル版画でデジタル製版がされてる場合は除く)

オフセットかリトグラフか?
オフセットは書籍やパンフレットなどの商業印刷物で一般に利用される印刷方式のひとつポスターなどによく使用されます。リトグラフと同じ平版なので見分けが付かない場合があります。
またオフセットリトグラフと偽って販売されている場合もあるようなので気をつけましょう。


オリジナル版画と呼ばれていても複製版画の場合も多々あるようです。版画作品をたくさん見て見る目を養うということも重要かもしれません。


版画購入が可能な展示


毎年12月に町田市立国際版画美術館で行われる大学版画展では全国の大学専門学校の版画専攻の学生による選抜展が行われています。

その会場ではチャリティー版画販売が行われており、毎年開催前半で人気の作家の作品は売切れてしまいます。
これは今後活躍しそうな版画家の作品を比較的安価(1000円)な価格で買える為でこの販売は非常に人気があります。

また、銀座の養清堂画廊Oギャラリーなど版画作家の展示を行う画廊でもオリジナル版画を購入することが可能です。






参考サイト

偽版画WORLD
スバらしきニセ版画の世界

メゾンダール
版画とは


  版画の構造・歴史・現在   版画の種類について
  主な版種  木版画   リトグラフ   銅版画   シルクスクリーン
  オリジナル版画の定義   サインについて   新しい技法について
  版画用紙   サイズなど   版画いろいろ 

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